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卸売・販売公開 2026/09/02

韓国ブランドの日本EC進出ガイド|自社EC・モール・物流・CSの始め方

韓国ブランドが日本でECを始めるとき、最初に決めるべきなのは『どのECシステムを使うか』だけではありません。誰に、どの商品を、どの販売チャネルで届け、購入後の配送・返品・問い合わせまで誰が運用するかを一つの流れとして決めることが重要です。この記事では、日本向けEC立ち上げを初めて担当する人でも判断できるように、準備の順番を整理します。

韓国ブランドの日本EC進出ガイド|自社EC・モール・物流・CSの始め方
KEY POINTSこの記事のポイント
  1. 01

    自社ECとモール型ECの役割を分けて考える

  2. 02

    翻訳ではなく日本の購入者が判断できる商品ページを作る

  3. 03

    販売開始前に物流・返品・日本語CSまで決める

まず、自社ECとモール型ECのどちらから始めるか決める

自社ECはShopifyなどを使ってブランド自身が運営するオンラインストアです。デザインや顧客体験を作りやすい一方、集客も自分たちで行う必要があります。モール型ECはAmazon、楽天市場、Qoo10など既存プラットフォーム上に出店する方法で、すでに買い物をしているユーザーへ接触しやすい反面、モールごとのルールや手数料があります。

日本でまだ指名検索が少ない段階では、最初から一つの販売先に絞る必要はありません。ブランドの世界観を見せる自社ECと、購入機会を作るモールを役割分担させる方法もあります。重要なのは、開設のしやすさではなく『日本の顧客がどこで商品を知り、どこで買うか』から決めることです。

販売者情報・価格・決済を日本向けに整える

ECを公開する前に、販売主体、連絡先、価格表示、送料、支払い方法など購入条件を整理します。海外法人のまま販売するのか、日本側の法人やパートナーが販売を担うのかによって、必要な表示や契約の確認項目が変わります。商品カテゴリによっては日本で販売するための個別規制もあるため、化粧品、食品などは販売前に専門家や関係機関へ確認します。

決済は『使えるか』だけでなく、日本の購入者が普段使う方法を用意できるかで見ます。クレジットカード、ウォレット、コンビニ系など候補は複数ありますが、最初から全部を入れる必要はありません。想定顧客と運用負荷を見て優先順位を決めます。

商品ページは韓国語の直訳ではなく、日本の購入判断に合わせる

ローカライズとは、単に言語を翻訳するのではなく、その市場の人が理解しやすく、買いやすい見せ方へ調整することです。商品名、サイズ、素材、使用方法、注意事項、配送日数、返品条件など、日本の購入者が不安に感じる情報を先回りして載せます。

特にファッションやビューティーでは、韓国で人気という情報だけでは購入理由にならないことがあります。着用イメージ、サイズ感、使用シーン、日本人クリエイターによるUGCなど、日本での利用イメージを増やすと商品理解につながります。

物流・返品・在庫・日本語CSを販売開始前に決める

3PLとは、商品の保管、出荷、配送などの物流業務を外部会社へ委託する仕組みです。韓国から注文ごとに直送する方法と、日本国内に在庫を置いて発送する方法では、配送速度、送料、返品対応、在庫リスクが変わります。注文数が少ない初期と、販売量が増えた段階で最適な方法が同じとは限りません。

同時に、返品先と日本語での問い合わせ対応を決めておきます。商品が届いた後の質問や返品で回答が遅れると、広告やSNSで集客できても購入体験全体の評価を落とします。EC立ち上げではサイト制作と物流・CSを別案件として考えず、一つの運用として設計する方が安全です。

EC公開と同時に、日本での集客導線を作る

ECサイトを公開しただけでは、日本の顧客は自然には集まりません。シーディング、インフルエンサー、UGC、SNS広告、POP UPなどからECへ流れる導線を作ります。初期は大規模広告だけに寄せず、日本での投稿や検索結果を増やしながら、商品ページで購入を受け止められる状態を作ることが重要です。

オフライン施策もECと分ける必要はありません。POP UPで商品を知った人が後からオンラインで購入できるよう、商品ページ、在庫、公式SNS、再訪導線をつなげると、日本で作った認知を継続的な販売へ変えやすくなります。

日本ECは小さく始め、売れ方を見て拡張する

最初から自社EC、複数モール、大量在庫、広告運用をすべて同時に始めると、どこに問題があるのか分かりにくくなります。まず主力商品、販売チャネル、物流方法、CS窓口を限定し、注文から配送まで一度通してから拡張する方が改善しやすくなります。

公開前には、商品情報、価格、送料、決済、在庫、配送日数、返品条件、問い合わせ先、計測設定を実際の購入者目線で確認します。日本EC進出の目的はサイトを作ることではなく、日本の顧客が迷わず購入し、その後も問題なく商品を受け取れる販売体制を作ることです。

  • 日本で最初に売る商品を絞る
  • 自社EC・モールの役割を決める
  • 日本向け商品ページを作る
  • 決済・送料・返品条件を確認する
  • 在庫・出荷・返品先を決める
  • 日本語CSの窓口を決める
  • SNS・UGC・POP UPからの集客導線を作る
  • 購入・問い合わせまでの計測を確認する
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