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マーケティング公開日: 最終更新: 運営・著者: RePrompt編集部

ブランドプロモーションとは?企画から実施までの基本

Summary

ブランドプロモーションを「Instagramをやる」「広告を出す」から始めると、媒体が目的になります。先に決めるのは、誰の認知・理解・行動をどう変えたいか。その役割を広告、SNS、クリエイター、イベントへ分けます。

Key Facts
  • 媒体選びより先に、相手の状態をどう変えるかを言葉にする
  • 接点ごとに認知・理解・体験・購入の役割を分ける
  • 制作・権利・計測まで含め、次の企画に学びが残る形へする

媒体を選ぶ前に、相手をどう変えたいか決める

ブランドプロモーションは露出量を増やすだけの活動ではありません。知る、理解する、比較する、試す、買うという変化を設計します。

たとえば新しいスキンケアブランドなら、動画広告は最初の接触を増やし、クリエイターの使用動画は質感や使い方を伝え、公式SNSは商品情報を補います。購入先はLPやECです。POP UPを開くなら、試す・触る・撮影するといった体験も加わります。ひとつの施策に全部を背負わせるより、それぞれの接点に仕事を分けた方が設計は明快です。

クーポンやセールのように購入を直接後押しする販売促進も、プロモーションの一部です。ただ、ブランドプロモーションでは短期売上だけでなく、数か月後の指名検索や「このカテゴリなら候補に入る」という状態まで視野に入れます。

InstagramかTikTokか、は二番目の問い

媒体は目的を実現する手段です。InstagramやTikTokを先に決めると、あとから目的を媒体へ合わせることになります。

「20代女性の認知を上げる」だけでは、まだ広すぎます。たとえば「競合カテゴリは買っているが、自社ブランドは知らない人」に敏感肌向けという特徴を理解してもらい、商品ページまで来てもらう。ここまで具体化すると、必要な表現と見る数字がつながります。認知ならリーチや動画視聴、検討なら検索や商品ページ流入、販売なら購入や来店を見る、と役割ごとに指標を変えます。

一つの企画で認知から購入までを狙う場合も、接点ごとの役割は別々に置きます。最初に知る場所、詳しく理解する場所、最後に行動する場所。この三つが途切れていると、媒体選びそのものが目的からずれます。

年齢より「今どんな状態か」でターゲットを見る

同じ年齢でも、カテゴリを毎月買う人と初めて検討する人では必要な情報が違います。属性の次に「今の状態」を見ます。

メッセージもターゲットとセットです。機能性商品なら成分や仕様、ファッションなら着用時の形や素材感、サービスなら利用前後の差が判断材料です。ブランドの世界観を見せるのか、具体的な違いまで説明するのかは、相手が今どの段階にいるかで変えます。

制作会社やクリエイターへ渡す brief でも、ここを曖昧にしない方が安全です。誰に何を伝える企画なのか、必ず見せたい情報は何か、避けたい表現は何か。この三つが揃うだけでも、広告・SNS・投稿の内容が別々の方向へ散るのを防げます。

広告・SNS・クリエイター・イベントに別々の仕事を持たせる

一つの接点に認知から購入まで全部を背負わせません。広告、SNS、クリエイター、イベント、ECへ仕事を分けます。

Paid・Owned・Earnedという分類を覚えること自体が目的ではありません。認知を作る場所、理解を深める場所、行動を受け止める場所がつながっているか。それが分かれば、必要な接点と不要な接点が明確です。

日程も同じ考え方でつなぎます。発売日に広告だけ始まり、クリエイターへの商品到着が一週間後では、せっかくの露出が分散します。撮影、発送、投稿確認、LP公開、イベント開始を逆算し、同じキャンペーンとして機能する期間に合わせます。

企画書で抜けるのは、制作の後ろ側

施策案と予算だけでは実行できません。撮影、発送、確認、投稿条件、権利、入稿、公開日まで後ろ側を詰めます。

クリエイター素材を広告やLPでも使う予定があるなら、二次利用の媒体・期間・編集可否は依頼時の条件に入れます。投稿後に許諾を取り直すと、追加費用が発生したり、使いたかった素材を使えなかったりします。

広告やPR投稿の表示方法も実施前の確認事項です。日本では、事業者が表示内容の決定に関与した投稿について、実際の依頼条件や関与の程度を踏まえてステルスマーケティング規制との関係を確認する必要があります。商品提供だけで一律に判断せず、実施時点の消費者庁の案内と依頼内容を照らして判断します。予算も媒体費だけでなく、企画、キャスティング、撮影・編集、発送、イベント運営、LP、計測、二次利用まで分ければ、見積もりの抜けが見えます。

成果報告は、次の企画が変わる形で残す

合計リーチだけ残しても、次回の判断は変わりません。効いた訴求、素材、発信者、止まった工程まで記録します。

企画終了後に残したいのは合計値だけではありません。反応が良かった訴求、再利用したい素材、相性が良かったクリエイター、進行が止まった工程まで記録します。反応や進行上の学びは、次回のbriefや予算配分を変える判断材料として蓄積します。

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