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クリエイティブ公開 2026/09/07

広告クリエイティブ制作の費用相場

広告クリエイティブの制作費は、静止画1枚なら数万円から始められる一方、撮影を伴う動画では数十万円以上になることがあります。差は大きいです。金額を左右するのは『画像か動画か』だけではありません。どこまで外注するかで変わります。企画、撮影、出演者、編集、修正回数、広告への利用期間まで含めて見積もりを見る必要があります。

広告クリエイティブ制作の費用相場
POINT
  1. 01

    2026年9月の公開料金例では、静止画は1〜3万円台から、短尺動画は2〜10万円台から見つかる

  2. 02

    撮影・企画・出演者・利用権まで含めると、同じ尺や形式でも見積もりは大きく変わる

  3. 03

    運用型広告は1本単価だけでなく、検証に必要な本数まで含めて制作予算を決める

制作範囲が広がるほど、費用差は大きくなる

広告クリエイティブは、配信に使う静止画や動画などの広告素材です。同じ15秒動画でも案件は別物です。手元の素材を編集する場合と、企画から撮影まで行う場合では、必要な人員も日数も違います。相場を見るときは、完成物の形式より先に『制作会社がどこから担当するか』を確認した方が比較しやすくなります。

既存の商品写真とコピーが揃っていれば、デザイナーがレイアウトを組む工程が中心です。動画でも、支給素材を15〜30秒へ編集するだけなら撮影班は不要です。撮影から始めると話が変わります。カメラマンや照明に加えて、スタジオやモデル、ヘアメイクまで必要になる場合があります。広告として長期間使うなら、出演者や素材の利用条件も見積もりに入ります。

2026年9月の公開料金では、静止画は1〜3万円台から、短尺動画は2〜10万円台から見つかる

制作会社が公開している料金を見ると、低〜中規模の運用型広告で使う素材は数万円単位から発注できます。ツギノテはバナー制作を1点25,000円、リサイズを3,000円と掲載しています。TaTapは2026年8月時点の単発制作として、静止画3万〜6万円、ショート動画3万〜10万円と案内しています。別の制作サービスでは、静止画12,000円、動画20,000円といった価格も公開されています。

これらを一つの『平均価格』として扱うと判断しにくくなります。静止画3万円でも中身は同じではありません。企画やコピー作成まで含む会社もあれば、素材・文言を支給してデザインだけ依頼する会社もあります。動画も同じです。編集のみと撮影込みを混ぜると、相場が役に立たなくなります。

広告用動画の範囲を広げると価格帯はさらに上がります。TaTapは撮影付きのCreative Studioを6万円からとしています。SNSショート動画を15万〜25万円程度とする2026年の料金ガイドもあります。企画・撮影・編集を一式で任せると費用は上がります。企業CMやブランド動画まで含めれば、制作会社の公開相場で50万〜300万円、100万〜500万円以上とされる例もあります。これは日々差し替えるSNS広告の短尺素材とは別の予算帯です。

撮影、企画、出演者、利用権が見積もりを押し上げる

費用が上がりやすいのは、制作人数が増える工程です。撮影ではカメラや照明のほか、スタジオや商品準備、モデル、ヘアメイクなどが必要になることがあります。撮影日が1日増えれば、スタッフの拘束時間も増えます。

企画から依頼する場合は、競合調査や訴求整理を行います。その後、構成案や絵コンテ、コピー、台本を作る準備工程が加わります。完成後の修正も、回数や範囲によって追加費用が発生します。『修正2回まで』『構成変更は別料金』のように条件が分かれている会社もあるため、初回見積もりで確認しておく方が安全です。

もう一つ見落としやすいのが利用範囲です。モデルやクリエイターが出演する素材、購入した写真・音楽などには、媒体や期間に条件が付く場合があります。Instagram広告だけで使うのか。TikTokやYouTube、LP、店頭サイネージにも展開するのか。使い方が変われば必要な権利処理も変わります。安い見積もりでも、後から二次利用費が加われば総額は逆転します。

運用型広告では『1本の完成度』だけで予算を決めない

Meta広告やTikTok広告のような運用型広告は、配信後の反応を見ながら素材を差し替えます。1本だけを高額で作るより、訴求や冒頭、構図を変えた複数案を用意した方が検証しやすい案件があります。TaTapもX広告向けの案内で、3〜5パターンを前提に予算を組む考え方を示しています。

たとえば静止画を1枚3万円で作り、A/Bテスト用に4案用意すると、制作費は単純計算で12万円です。同じデザインをサイズ違いに展開するリサイズなら、新規制作より安く設定されることがあります。見るべき数字は二つです。『1本単価』と『1回の検証に必要な本数』です。この二つを分けると、広告運用に近い予算を組めます。

見積もりは金額より、含まれる工程と利用範囲を揃えて比べる

2社の見積もりを比べるなら、完成物の本数だけでは足りません。企画・コピー・撮影・編集の範囲を揃えます。修正回数、サイズ展開、納品形式も同じ条件にします。素材の利用期間と二次利用の可否も確認します。片方だけ撮影費や権利費が別建てなら、見積もり金額だけを比べても判断を誤ります。

発注前には広告媒体と必要サイズ、1回に作る本数、支給できる素材を伝えます。撮影の有無や希望納期も伝えます。修正回数、利用予定の媒体と期間も必要です。先に条件を出しておくと、見積もりの抜けが減ります。運用代行も依頼する場合は、制作費が月額運用費に含まれるのか、クリエイティブごとに追加されるのかも確認します。

既存素材で小さく始めるか、撮影から作るかは目的で決める

商品やサービスの訴求をまず検証したい段階なら、既存の商品写真やUGCを使い、静止画や短尺動画を複数作る方が予算を配分しやすくなります。反応の良い訴求が見えてから撮影へ進めば、何を撮るべきかも決めやすくなります。

撮影を省かない方がいい商材もあります。商品の質感や着用感、ブランドの世界観そのものが広告効果を左右する場合です。アパレルやコスメ、食品では、素材の見え方や使用シーンが購入判断に影響します。撮影費を削るより、必要なカットを先に絞る方が合理的です。

広告クリエイティブの費用は、安いか高いかだけでは決められません。まず検証に必要な素材数と制作範囲を決め、同じ条件で見積もりを並べます。そのうえで、反応が取れた訴求へ次の制作費を寄せる。そうすると、広告費と制作費を一緒に管理しやすくなります。

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